森のせせらぎ2.5ブログ

日常に起きるできごとを徒然に・・・

弦楽四重奏曲第77番 《ハイドン》  国歌制定の歴史

どこかで聴いたことがある!!!!

 

この曲 副題に 「神よ皇帝フランツを守り給え」 というのが付いてて

何事かとおもって

YouTubeで 調べてみたら、、

 

なんと ドイツの”国歌”として 親しまれている曲だった⁈

 

ただ、正式に法律で定められてはいないため(いろいろと事情があり・・)

慣例として 国歌のあつかい らしいです・・

 

この曲

かの ハイドン大先生(モーツァルトベートーヴェンの師)の作曲で

1797年2月12日の神聖ローマ帝国フランツ2世の誕生日に初演されてます

 

このころは ナポレオン戦争のはじるころで 国家主義的な雰囲気が強まっていました この少し後には ウィーンが攻撃され 神聖ローマ帝国が崩壊してます(フランツ2世が最後の皇帝)

フランツ2世の娘 マリー・ルイーズは ナポレオンの後妻になってます

    なんちゅうか 戦国時代ね⁈

 

で、話を曲にもどして

フランツ2世の孫にあたる フランツ・ヨーゼフ1世(后妃はエリザベート)のオーストリアハンガリー2重帝国時代の国歌として

この曲が採用されてる!!

 

その後、、

ずーーーと時代が下って

あの ヒトラーの時代 この曲がファシスト党プロパガンダに使われ

戦後は 長い間この曲は禁止されていました

 

そして、今現在

正規の法律が策定されぬまま

慣習としての 国歌として歌われ演奏されています

 

 

ところで、、

ここまでくると 気になります

そ!

わが日本国の 国歌 君が代

正式に国歌として定められたのは

1999年平成11年 なんですって!!

 

ええええええっ  すみませんでした 

 

人生は無知からの解放

  がんばりましょう