森のせせらぎ2.5ブログ

日常に起きるできごとを徒然に・・・

ナポレオンとベートーヴェン (つづき)

つづきです。。

 

 

ナポレオン軍がウィーンを包囲し、貴族や住民たちが逃げ出したときも ウィーンにとどまり作曲を続けるベートーヴェン様 

1808年 ヨーロッパ中に戦禍が広がる頃に作曲されたのが ジャジャジャジャーン交響曲5番”運命” この曲は自主公演で 大失敗に終わったそうです

  あら まっ

 

ベートーヴェン様は 音楽家にしては稀有な方で、当時の最先端の啓蒙思想にも興味があり、 王制や教会の封建的支配が崩れる時代の空気を 楽観的に受け取っていたかもしれません   

音楽だけに関心があるオタク的な人ではなくて 見かけによらず インテリ系⁈

 

ナポレオン戦争大義でもあった 自由・平等・博愛のフランス革命の理念にも 共鳴していたようですし・・

確かに ベートーヴェン様にとっては 結婚もままならない階級社会でしたからね・・

 

そうして、

革命の自由・平等・博愛の精神は ヨーロッパ中に広まりましたが 戦いの実相は 侵略戦争と変化していきました

ナポレオンの戦争は やがて あのロシアにまで達し、戦いには勝ったものの”冬将軍”に完敗して 敗走することに・・ 要は 兵站を軽視した 作戦負けですよね  いつの世もロシアの戦略は狡猾です

 

その後の ナポレオンの戦いはライプチヒワーテルローと 立て続けに敗れ 最後 セントヘレナ島へ となるわけです

 

ベートーヴェン様の方は、2度にわたるウィーン包囲にも負けずに 作曲をつづけ 交響曲や ピアノソナタ ピアノ協奏曲など 数々の名曲を残しています。。

 

しかも、パトロンたちからの援助が時代の流れで途絶えるようになると 

今でいう フリーランスの音楽家として生きるようになります

現代の音楽家の先駆けとなる 生き方を示したのが ベートーヴェン様だったということでしょうか

自分の作りたい曲を作り、演奏する。。 それは 音楽家の理想ですもんね

ベートーヴェン様は ほんとうに偉大です!!!!!!

 

 

 

次回は ナポレオンとショパン様について 書きたいと・・