そもそも 免税業者がインボイスを発行する課税事業者になると
1.原則課税
2.簡易課税
どちらかの方法で納税する消費税額を計算することになるんだけど あまり儲かってない(利益率20%未満)ときや赤字のときは、
1.の原則が有利だけど
巷でいうように 事務作業が急増で とても素人の手に負えるものではなく、最新ソフトを使ったとしても 入力した取引が正しいかどうかの確認は大変!!
で、、
2.の簡易となるわけだけど・・
一体どれだけ増税になるか 試算してみた
例えば、サービス業だとしたら
みなし仕入れ率が50%と決められていて(これよりもっと厳しめの業種もあり)
売上にかかる消費税に この50%をかけて納税額を出すことになる
わかり易い数字でいうと
110万円(税込み)の売上だったら 消費税分の10万円の50%
5万円を納税
220万円(税込み)の売上だったら 消費税分の20万円の50%
10万円を納税
330万円(税込み)の売上だったら 消費税分の30万円の50%
15万円を納税
440万円(税込み)の売上だったら 消費税分の40万円の50%
20万円を納税
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これだけ増税になる というわけで約1カ月分の生活費に相当するケースも
あの3月の忙しい時期に、必死で作ってた所得税の確定申告書にプラスして消費税の申告書と納税もしなきゃならなくなる
しかも
消費税は売上に応じてかかるから、たとえ所得税が赤字でも払わなくてはならず、滞納するとペナルティーが課され、廃業したとしても消えることはありません。。。インボイス実施前でも消費税の滞納件数は多いそう
書いてて 辛い ( 一一)
ただね、
前にも書いたけど、経過措置の終了する2026年分までは 2割特例が効いててお目こぼししてもらえるけどね
440万円(税込み)の売上だったら 消費税分の40万円の20%で
8万円の納税
それでも
昨今の食料品の物価 高杉だから 2割特例はずーと続けてほしいナ
人生はサバイバル
がんばりましょう