免税業者は ホントにずるいんでしょうか?
私は そうは思えないんです。。
いくつか理由があって
一つ目は、消費税の仕組みが矛盾に満ちていて・・・
消費税は、売上の消費税分 マイナス 経費の消費税分 が 納税額となる
売上が簡単に伸びないと仮定すると、
納税額を低く抑えるためには、経費分の消費税を多くすればいい ということになってしまうんです
そこで、こんなのとが起きてしまう・・
会社の社員さんに支払う給料は 消費税が不課税 つまり消費税ゼロ
ところが、
仕事内容は同じのまま 個人事業主扱いにしてしまえば 外注費として消費税が課税
そう! 察しのいい方は ピンときますよね
会社は 社員を多く雇うよりも 個人事業主として働いてもらう方が 消費税の納税額が少なくて済むんです‼
個人事業主 つまり 免税事業者ですけど、
彼らは 個人事業主となったとたんに 社会保険料全額負担、失業保険なし、基本的には労災なしになってしまうんです
身内の介護とか どうしても正規 雇用を続けられないような人を除けば、多くの人は 自ら進んで不利な道に進む人は少ないんじゃないかしら
ここんとこの非正規の人口の増加率を考えると、こうした消費税のしくみが根底にある気がしてなりません。。。
もう一つ、「輸出免税」という仕組みがあるんです
輸出には消費税がかからないんで
その輸出製品を作るためにかかった国内の経費の消費税分は、還付されるんです。。
大企業は億の単位で消費税が還付されるという
確かに 国際競争力にプラスにはなっているかもしれないけど
国内の業者との不公平感は否めません
そして、なにより
免税事業者の益税なるものは存在しません!
最高裁判決でも、国会答弁でも明確になってます‼
税の基本は、公正で 簡素であること と謳われています
これから少しづつでも 不公平がなくなるといいと思いますよ
人生は サバイバル
がんばりましょう