森のせせらぎ2.5ブログ

日常に起きるできごとを徒然に・・・

ビバ・マエストロ! 感動 若き天才マエストロの物語

ベネズエラ って どこ?

 

メキシコの下の方? で

ブラジルの上の方? 

美人の多い国? ベラルーシとならんで

 

 

ベネズエラ生まれの 天才マエストロ ドゥダメル

ドキュメンタリー映画を観てきました・・

 

のっけから

涙腺崩壊 😢

なんでか知らないけど

勝手に つつーーと あふれちゃう (老化現象だけではありません)

 

♬ ヴェートーベン 交響曲9番

 

熱烈指導の オケの練習風景が

衝撃的すぎて・・

 

ジャジャジャジャーン が 凄い!!

あんなのは 生まれて初めて 

 

指導することば 一つ一つが 力強く 説得力半端なく

思わず うんうん うなずいてしまう

 

楽譜どおりに演奏するだけじゃ

人は感動しない

そこに 何を込めるのか ヴェートーベンの何を伝えたいのか

 

 

♬ プロコフィエフ ロミオとジュリエット

 

対立する家族の葛藤を 強く表現するように

こころを 揺さぶられる

 

♬ ドヴォルザーク 新世界

 

オケの子供たちを引き連れて 憧れのパリへ

それは アスリートがオリンピックに参加するようなもの 緊張と興奮

 

♬ マルケス ダンソン第2番 第9番

 

有名な第2番だけじゃなく マルケスドゥダメルのために作曲した第9番も!!

ラテンのダイナミックで 情熱的な指揮ぶり

 

♬ チャイコフスキー 交響曲第4番

 

恩師の死去の後に 恩師が好きだった曲を 祖国に向けて

 

 

後半も 涙 涙

 

祖国に動乱 勃発

 

オケの若きメンバーに犠牲者が出たことを きっかけに

ひとり また一人 と 音楽活動を続けるために 国外に逃れて・・

予定されていた 海外公演が 次々中止に追い込まれ

 

ドゥダメル自身も 祖国を追われる

それでも 彼のタクトは 振られつづく・・ 世界中で

 

印象に 特に 残ってるのは、

混乱のために 地下鉄が止まってしまった日

練習に 集まったオケ団員の子供たちは 4割ほど・・

 

・・練習開始から だいぶたって つぎつぎとメンバーが

雨の中 2~3時間も歩いて来た仲間たち

 

 

ベネズエラの 音楽教育は 

金持ちや一部のエリートのためのもの から 

スラムに住む貧しい家庭の子供たちにも 平等に 楽器を与え 教育するという

社会福祉活動的な 意味合いが強く

 

涙なくしては語れない。。

 

そんな中から 育った 若き天才マエストロ ドゥダメル

 

映画で使われた曲 どれも 最高に 刺激的かつ エモーショナル

見応え 聴きごたえ あり過ぎでした!!!!